まずはウィキペディア先生による説明によると
ライダーハウス
ライダーハウスとは、オートバイや自転車などでの旅行者を主な対象にする比較的簡易な宿泊施設全般を指し、運営形態などに明確な定義はない。あくまで寝る場所であって寝具を貸してくれるところは少ない。大抵が男女別の相部屋で持参した寝袋で雑魚寝する。
ゲストハウス
ゲストハウスとは、ユースホステルのように1泊単位で宿泊できるバックパッカー向けの宿をゲストハウスと称している。 「リビングなどの共同場所で他の旅行者と交流が出来る」「キッチン、トイレ、シャワールームなど共同で使用」「ドミトリー(相部屋)がある」などが特徴。 日本では、北海道、関西地方(特に京都府)、沖縄県で特に多くのゲストハウスが見られる。大阪や東京のドヤ街で、外国人受け入れ可能な簡易宿所をゲストハウスと称していることもある。
①ターゲットの違い
どちらも、旅人向けの簡易宿泊施設ではあるが
ターゲットが微妙に違う。
ライダーハウスは
文字通り、ライダー及びチャリダーをメインターゲットとし、トホダーやテツダーも宿泊可能な所が大半。
ゲストハウスは
主にバックパッカーをメインとした旅人全般を対象にしている。
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②設備・施設
ライダーハウスは
基本的に食事提供はなく、宿泊者用の風呂がない場合も多い。トイレや洗面所がない施設もある。地方自治体などが設置する場合は専用のプレハブやテントを建てることもあるが、次のような施設を利用して運営されている。
- 空き家や空き倉庫
- 鉄道車両の廃車体(ツーリングトレイン)
- 廃線となった鉄道路線の駅舎
- 土産物店や食堂、居酒屋、銭湯などの空き部屋や空きスペース
- カーリング場など、夏場に遊休中の施設
ゲストハウスは
こちらも基本的に食事提供は無い場合が多い。その代わり、多くのゲストハウスには自由に使えるキッチンがあるため、宿泊者自ら料理をすることが可能。トイレや洗面所は共同。コモンスペース以外での飲食を禁止している所が多い為、持ち寄りで即席の宴会などが発生するなど、コミュニケーションを図るには最適である。次のような施設を利用して運営されている。
- 元旅館
- 元倉庫
- 古民家
- 新築物件
- 雑居ビル
③どこにあるのか?多いエリアは?
ライダーハウスは
北海道に多く開設されている。1980年代以降にミツバチ族と呼ばれる北海道をオートバイでツーリングするライダーが増加した時期に開設されたもの、ライダーとしてライダーズハウスを利用した経験のある者が自らが開設したものがある。ライダーハウスは個人のボランティアや地方自治体、自治会が町おこしの一環として運営しているものが多い。また、食堂やみやげ店などが副業あるいはサービスの延長として運営しているものもある。
ゲストハウスは
観光地のみならず、都会から田舎まで全国各地に点在する。特に北海道、関西地方(特に京都府)、沖縄県で特に多くのゲストハウスが見られる。
④一泊の相場
ドミトリー(相部屋)の場合
ライダーハウスは
0~2,000円
寝具が無く、基本的に寝袋持参の所が多く、寝る場所の提供のみだから可能な料金ではないでしょうか。
ゲストハウスは
1,000~3,500円
だいたい、ドミトリー3,000円/1泊を見とけば間違いないと思います。
ウィキペディア先生の話で気になったのが
ライダーハウスは「寝具を提供しないことによって旅館業法の適用を免れている施設がほとんどである。」
っと言うことは、ざっくり言うと
寝具の提供による宿泊が、旅館業法の定義ってことなのだろうか?
いずれにせよ、グレーが多いようですね・・・。