今回の地震で倒壊している建物の映像を見ていると
白昼夢と同じ頃の年代の物件が多くみられ
中部地方で地震が起きたらと思うと
不安しかありません。
ふと、襖の端をぼんやりと見ていて気づいたのだが
お分かりいただけるだろうか？
建築に興味のある方ならお気づきでしょう。
古い物件故に、白昼夢はところどころ傾いているのですが
傾きにより、襖に隙間ができていたのでしょう。
隙間を埋めるために襖の端に添え木が足されています。
襖の上の方の添え木はこの幅
そして、下の方は
下の方に行くにつれて、細くなっています。
それだけ傾いて、襖に隙間があったというわけですね。
全ての襖が補正されているわけではありませんが
細かい補修の跡が多々見られるところを見ると
さぞ、先住者は建物を大事に暮らしていたことでしょう。
掃除は、疎かだったようですけどね・・・。
さて、話は戻りますが
耐震補強の補助金制度もあるようなので
ちょっと調べてみないといけませんね。
また、古民家でゲストハウスをやってらっしゃるオーナーさんも
恐怖と不安でいっぱいでしょうし
これから古民家でゲストハウスをやろうと考えている方も
今一度、再検討することも必要かもしれません。
RCの物件でも、崩れている様子が映し出されておりましたので
地震に強いRC物件だからと言って安心しきれませんが
できれば、RC物件でやる事をお勧めします。
