開業エリアとして絞った浜名湖のほとりに構える関所「新居宿」の調査に行って来た。
今回は、新居宿周辺の物件調査と新居宿を活性化を目的とした「NPO法人新居まちネット新居関所周辺まちづくりの会」へのアクセスだ。
団体は、元芸者小屋を移築した「小松楼」なる建物を事務所とし、建物内を展示開放している。
行ってみると、代表者らしきが方が駐在しており
建物内や新居宿の歴史きついて説明してくださいました。
京都料亭の建築手法を使用した建物で、入り口を入ると大黒柱と恵比寿柱なる
太さの違う柱が客を出迎え、入り口から一直線上に階段がある。
コレは、商業的に入り口から入る運気を一気に2階まであげるからだそうです。
天井は二枚の板のみで形成されており、南北と東西に渡して強度を出しています。
しかし、一部廊下は一枚床のところもあり
歩くには少々不安を覚えた。
電気配線はむき出し。
これは、当時火災が多かった為
漏電による出火を早期発見させるためだそうですが、配線むき出しって画になって素敵です。
YAMAHA初期の頃に製造されたオルガン。
残存する音がなるものでは、非常に貴重らしい。
当時、小松楼で住み込んでいた芸者の写真。
美人さんが多いですね。
戦時中、鉄製品は没収されたことは有名な話ですが
軍需製品の製造をするために、許可を得て免れたミシン。
その許可を示すプレートが鉄製というのも、おかしな話ですね。
っで、新居宿でのゲストハウス開業をNPO団体に相談した所
やはり、非常に困難なようです。
以前、宿泊イベントを行ったそうなのですが
教育委員会の許可を得るのに2ヶ月付きっきりでかかったそうだが
思うに、子供の宿泊イベントだからなのかもしれません。
されど、開業予定地の100m圏内に小学校があるのが厄介だ。
ちょっと離れて100m圏外でも物件探しを進めたいと思う。
開業の困難さを語ってはくれたのですが、どうも話の食違いがあるようで
要領得なかったものの、激励はしてくれました。
帰りに町中を見て回っていると、素敵な物件を見つけた。
入り口をくぐった先に広がる広い中庭。
しかし、使用中です。
後援会の事務所でした(；´∀｀)
200坪くらいありそうな広い敷地で魅力的なのですがねー・・・。
引き続き、物件探しを進めます。
