なぜ、「ゲストハウス開業ブーム」が起きているのかを考える?

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ゲストハウスクリエイターズノートさんが発表した

「ゲストハウスは本当にブームなのか?!適当に調べてみて分かった本当はゲストハウス開業ブームだ。」

は、薄々感じていたことではあるが

改めて文章で読んでみると、考え深い物があります。

ブーム、ブームと言われる割に

大概の人にゲストハウスと言ったところで「なにそれ?」っと言われ

世間の認知度の低さは、熟思っていた。

ゲストハウスどころか、ユースホステルの存在すら知らない方も居ますし

流石に、ペンションの存在を知らない人には会ったことはありませんが

B&Bを知らない方も多く居らっしゃると思います。

旅好きなら、勝手知ったるゲストハウスですが

一般人からしたらサブカル扱いなのかもしれません。

さて、ゲストハウスクリエイターズノートさんが解く「ゲストハウス開業ブーム」について。

ゲストハウス開業理由は何なん?

なぜ、ゲストハウスを開業したい人が多いのか?

なぜ、「ゲストハウス開業ブーム」が起きているのか?

について考えてみたい。

ゲストハウス開業理由は何なん?

1.「賃貸経営」が上手く行かず空き部屋が増えた、「生活費の足しに」「空き家の活用ため」等の経済的な理由。

2.世界をバックパッカーとして回った際にゲストハウスを利用して面白かった、日本でもやりたい。

3.「人と人がつながる場所を作りたい」「旅人のコミュニティーを作りたい」という理由。

4.「町や地域や文化を広めたい」という理由。

5.「外国人とふれあいたい」「語学を活かした仕事をしたい」という理由。

特に思うのは、ゲストハウス開業者の多くはバックパッカー経験者が多いような気がします。

2と5番は、イコールなところもありますが、ゲストハウス開業ブログを読んでいると

この理由の方が多いと感じています。

なぜ、ゲストハウスを開業したい人が多いのか?

ゲストハウス開業には、特殊な資格や技能が必要無く

開業したい物件での許可さえ降りれば、オープンさせる事自体は可能である。

物件や自治体によって、ハードルが高くなる場合もある。

理想の物件でやりたいという気持ちは良くわかります。

私も、並みの物件ではやりたくないので・・・。

簡易宿泊所の規模でやる場合は、莫大な資金が無くともやれる。

規模や、コンセプト等によっては、多額の資金が必要なケースもありますが

100㎡未満の延床と、セルフビルドでやるなら、300~600万円でやれるでしょう。

開業許可さえ取れる物件なら

少ない開業資金でも、開業しやすいと言うこと。

ハードルが高い物件を選ぶから、許可を取りにくいわけで

簡易宿泊所扱いでオープンさせる分には

やたら難しいことでもない。

開業までより開業後に、継続して運営することのほうが

よっぽど難しい事ではないかと思う。

雇われない、自由なライフスタイルの確立。

旅人は自由人・アイデンティティの主張

そんな幻想をいだいての開業。と言う方も居ると思います。

なぜ、「ゲストハウス開業ブーム」が起きているのか?

これは、様々な理由があるかと思います。

東京オリンピックの決定、外国人観光客の増加傾向

地方都市や田舎で暮らしたい人の増加。

正直、明確な理由が導き出せずにいます。

私は、ゲストハウスをやろうと思って、ゲストハウスの事を調べだしてから

今、ゲストハウス開業ラッシュなのだと知ったくらいだったので。

これが答えになっているのかは定かではないけど、ゲストハウス調査結果によると

国内におけるゲストハウス台頭の社会背景に関する考察

「ゲストハウスがどのような社 会背景の下で台頭しつつあるのかという 点について考察を行った。そしてそれに ついて検討する上で、ゲストハウス開業 動機に着目した。

本稿で導き出されたゲ ストハウス開業動機の構成要素は6つある。

それは、社会的理由として「市場・ 需要」、個人的理由として、「経済・生活」「観光経験」「場づくり」「まち・文化に 対する愛着」「その他」である。

本稿では、これらのなかでも特に「市場・需要」 に限定し、そこからゲストハウス台頭の 社会背景について考察を行った。その結 果として、ゲストハウスは、訪日外国人 旅行者の増加ないしそれに伴う宿泊需要の高まりという点と日本の宿泊施設形態の選択肢の少なさという点が、ゲストハ ウス台頭の背景として関係している可能性があることを指摘した。」

っと言うレポートなのだが、これは決定的なゲストハウス開業ブームの

理由ではなく、一要因に過ぎない。

様々な要因が、たまたま重なってでの、ゲストハウス開業ブームなのではないだろうか。

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