本日は「浜名湖おんぱく」という、湖西市にある新居宿の体験イベントに参加してきました。
参加したプログラムは「なつかしの昭和めぐり」というタイトルで
新居宿の関所をスタートし、宿場町の江戸時代から続く小路(しょーな)を歩いて
当時から残る建物を、ガイドが案内してくれる内容です。
舞阪の工場物件をリノベーションしたゲストハウスプランを考えているのですが
同時に、舞阪宿から新居宿辺りの宿場町の香りが際立つ古民家物件でも
ゲストハウスプランを検討している為
このイベントで地元団体とのパイプ作りや、情報収集を期待して参加したわけです。
ガイドしてくださった方は、新居宿のNPO団体に所属し
子供の頃から新居宿の様子を知り尽くしている
新居宿の生き字引ミスター寺田氏。
以前、自分でも新居宿を周ってみたが
ガイドの説明があるのとでは、情報収集量が違いますね。
ゲストハウスをやれる物件を探している旨を伝えたところ
インバウンドにも理解が有り、新居宿でのゲストハウス運営に役立そうな観光情報等
いろいろ説明してくださいました。
今回、一番の収穫は
昼食に、新居宿の中にある古くから営業してるお好み焼き屋さんで
物件探しの話を、お好み焼き屋の女将にも話したところ
目の前の古民家が、借り手を探しているという情報をくださいました。
そして、その古民家のオーナーに連絡をとって下さるとの申し出があり
後日、回答をいただける約束をしてきました!!
これは期待できるかもしれませんね。
物件は、北道路側が築100年位の古民家で
南側が二世帯で住んでた時に増築した、昭和中期頃の新目の物件で
私の住処とスタッフ用に、増築部分を居住スペースにして
古民家部分を客室にできそうな感じでした。
ただ、縁側や庭が無く
関宿の石垣屋さん程広くもありません。
物件的な魅力と行ったら、古民家であるということくらいですが
新居宿という立地は魅力的に感じました。
他の宿場は、メインストリートの両サイドに物件が建っているところが大半だが
新居宿は、豊橋の吉田藩の管轄らしく
吉田城の城主が、京都を真似て碁盤の目に整備したのだそうで
東海道の宿場町としては、珍しい町の作りになっています。
東海道徒歩旅においても、弁天島以降は豊橋まで宿がないので
弁天島まで戻って宿泊するよう、推奨しているのだそうです。
つまり、現在は新居宿に宿が無い。
上記は小さなメリットだし、新居宿もマイナーとも言えるし
決定的な推しになるところは無いものの、ゲストハウスというコンテンツであるなら
山奥の田舎でやるよりは、まだ経営していきやすい環境ではある。
まずは、物件を借りれるかの連絡を待って
OKなら内覧し、各種許可を取れるかの検討に入ることになるだろう。
細かい問題はあるものの、今回のイベント参加で
少々進展したのかもしれません。
借りれなかったら、また工場プランの方を進めたいと思います。
物件のすぐ近くには
世間遺産と言われる、100年営業を続ける銭湯があり
これもまた風情があって良い感じでした。
イベントと言うことで、特別に営業前の銭湯内を見学させていただきました。
男女浴室を撮影できる貴重な機会だったので、写真撮りまくりです。
オリジナルの頃のケロリン桶や、古いマッサージ器
今は製造されていない、レトロなスリガラス
色々と収穫のあり
レトロライフを体験するには良い立地だと思ったイベントでした。