静岡県西部にも秘境の秘湯があった!
その名は「倉真赤石温泉」
近隣に倉真温泉がありますが、そちらとは源泉が違うらしいので
ご注意ください!
この倉真赤石温泉は
全国的にも珍しい炭酸硫黄泉で
源泉から流れ出るお湯が、時間が経つと色が変わる
不思議なお湯でした。
源泉から出たばかりだと
↑の様なお湯の色なのですが、次第に緑っぽくなり
最後は透明になるとのこと。
掛川の山奥ではありますが
新東名が近くを通り、掛川PAの側になります。
現在はまだPAからETCで出れません。
しかし掛川SAを建設中らしく、そこがオープンしたら
ETCで出て、倉真赤石温泉へアクセスできるようになるようです。
倉真赤石温泉へは
車一台しか通れない細い山道を登って行きます。
特殊な炭酸硫黄泉の泉質だけが名物ではなく
倉真赤石温泉のオーナー(左)も、個性的なキャラクターで名物となっているようです。
通称「鈴木 修 会長」と言われている様です。
本物はこちら(SUZUKI自動車 鈴木 修 会長)
さて、会長にお話しを伺うと
元々は庭師の二代目として会社を経営してたそうですが
現在は孫である四代目に任せて隠居生活をしているとのこと。
倉真赤石温泉の谷の方にある滝が欲しくて
山奥の敷地9000坪を購入したのが始まり。
近くに放置された観音があり、誰も管理していないことから
会長自身が祠を建てて管理するようになったそうです。
そんなある日、夢に観音様が現れ
場所を指定して、この場所を掘れとの指示があったのだという。
その指示通りに
7,000万円かけてボーリングしてみると
色の変わる源泉が湧きだしたのだそうです。
冒頭でも書きました倉真温泉とは別の源泉というのはこの事で
倉真温泉は循環湯、倉真赤石温泉は源泉かけ流しになります。
駐車スペース3台分しか無いし
湯船は3人も入ればいっぱいな程狭ながらも
入浴料1,050円っと、高めになりますが
このレア源泉と断崖絶壁に建てられた倉真赤石温泉の眺望と
会長のキャラで
充分な価値ある温泉ではないでしょうか。