「売らない、貸さない、壊さない」

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価値ある建物に三原則を…

2014年6月に世界遺産登録の可否が審議され、6月21日に日本の近代化遺産で初の世界遺産リスト登録物件となった「富岡製糸場」。

製糸場を最後に経営した片倉工業が貫いた3原則「売らない、貸さない、壊さない」
この3原則を掲げ、操業停止後も日本の産業近代化を象徴する建物を守ったわけです。

そして同じく、3原則「売らない、貸さない、壊さない」を提唱し存続し続けている
中山道の「妻籠宿」。

妻籠宿でのゲストハウスも検討していたのですが、調べていくと
不可能だということがわかりました。

P5041020

「時代が変り明治になり鉄道や道路が新たに造られ、宿場としての機能を失った妻籠宿は衰退の一途をたどりました。
やがて昭和になり経済成長の中、江戸時代の宿場の姿を色濃く残している町並みが見直され、ここに全国に先駆けて保存運動が起こったのです。
妻籠の人たちは町並みを守るために家や土地を、 「売らない・貸さない・壊さない」
という3原則をつくり、ここで生活しながら、江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えているのです。」

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っとのことで、手放したい場合は近い親族にしか売買することが許されないようで
仮に一族が没落しても、買うことも借りることも恐らく無理でしょうね。

お隣の馬籠宿についても調べてみましたが、3原則は無いものの
空き家やお店お開いたという情報は得られず、現地調査の必要がありそうです。

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