浜松市・湖西市が舞台の映画「朝日のあたる家」を見ました。
湖西市民になってまだ3ヵ月ですが
見覚えのある景色がちらほら。
しかし
なんてガッカリな作品なのだろうかと思ってしまう作り。
素人臭い演技の俳優陣
脚本・演出もB級。
どれもこれもワザと臭いと言うか、昭和のTVドラマレベル(;´・ω・)
内容は、園子温監督の「希望の国」と同じで
原発事故がテーマ。
御前崎の浜岡原発が地震でメルトダウンして、湖西が被爆地域になると言うもの。
「希望の国」と比べると、圧倒的にB級でした。
とは言え、ちょいちょい遠州を演出しているようで
浜松の酒蔵「花の舞酒造」のお酒を飲んでたり、小ネタがあります。
後半は、地元愛でお涙頂戴に持っていっているようだが
郷土愛のまったくない私には、理解しがたいところ。
娘が被爆して命の危機にさらされているというのに
退避せず、地元愛を優先するとか意味がわかりません・・・。
見る前は、こんなに悪く書くつもりはなかったのだけど
正直、良いところが浮かびませんでした。
後日「朝日のあたる家」のレビューを探してみると
非常に評価が高く、感動した・目から汗がでるとの感想ばかり。
テーマやストーリーの事ばかり評価されているようだが
脚本・演出や俳優の演技等にフォーカスした感想が見当たらず。
私は映画好きゆえに、穿った見方をしていたのだろうか。