前回はAdobe Lightroomについて、軽く触れましたが
Adobe Lightroomがバージョンアップして、新機能が付加されたので
ご紹介したいと思います。
ぶっちゃけ、Adobe Photoshop CCには既にある機能なので
Adobe Lightroomだけで完結できるようになったと言うことです。
どんな新機能が付加されたかと言うと
HDR写真とパノラマ写真を作る事ができるようになりました。
「HDR」とは、High Dynamic Range imagingの略で、露出オーバーで明るいところが白くなってしまったり(白とび)、露出が不足で暗いところがつぶれて(黒つぶれ)しまったりした写真を合成し、肉眼に近い画像を作成する技法です。
白とびが発生する限界の露出値と、黒つぶれが発生する限界の露出値の幅をダイナミックレンジという。HDRは、黒つぶれ写真と白飛び写真を、通常のダイナミックレンジより広いダイナミックレンジで合成します。
説明読んでも、さっぱりだと思いますので
写真で見比べてみましょう。
HDR
露出とシャッター速度を変えてブラケット撮影をした3枚です。
これをHDR合成すると
このようになります。
本来、HDRは幅広いダイナミックレンジを表現するための手法だが、CGのような見た目に加工するための手法として使われることも多い。
ゲストハウスプロモーションで、どのように使えるかはアイデア次第かと思いますが
SNS投稿用には、非常にインパクトの有る写真ではないでしょうか。
パノラマ
画角が狭いレンズで撮影した場合、見せたい所が全て入りきらない場合がありますよね。
そんな時は、見せたいところを分割で撮影してパノラマ合成をすると
Adobe Lightroomのパノラマ合成は凄いですね!
繋ぎ目が分からない程、綺麗に繋げられています。
この手法を使えば、加工の手間はあるけど超広角レンズを持っていなくても
なんとかなりそうな勢いです。
暗い室内撮影に向いているAF28以下/2.8mm単焦点レンズでも物足りない程の
広くて明るい室内撮影をしたい時に、力を発揮できそうです。。
パノラマ合成は、限られた機材の中での
ゲストハウス室内撮影には、非常に有効であると思います。
プロのカメラマンに撮影を頼むと、確かに素晴らしい写真が撮影できるでしょう。
しかし、ウン万円かかってします。
プロに10枚撮影を頼むと思えば
カメラと現像ソフトが買えるので、頑張って写真とグラフィックを勉強してみるのも良いかと思います。