古民家住宅を借りるコツ

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ゲストハウス物件探しにおいて、古民家住宅を探している方も多いかと思います。

田舎で古民家住宅を探すのは、然程大変ではないかと思いますが

ある程度の規模の町ともなると、なかなか借りれないのも現状だと思います。

そこで、借りやすい立地をご説明したいと思います。

(宅建主任者ではないので、多少間違っている部分もあるかもしれません)

セットバック大昔から区画整理が進まず、江戸時代からの道路状況のままと言う町は多々有り

上記の図も、そんな古い幅員のままの状況の町を表してみました。

前提として、前面道路幅4m未満の道に面した建物は

建て替えの際に、セットバック(建物を奥に押し込んで、全面にスペースを取る)し

幅員4m以上にする必要があります。

図ではABCの建物がセットバックの必要がある物件になり、道路の先は川となっている状況。

川ではなく、建物だった場合はこの場合は4mに満たすように両者の家で折半することになります。

この場合だと1mのセットバックで済むのですが、川の場合はそうはいきません。

図の状況の場合、Bは重機が入れないため

建て替えができずに、孤立した状態となるのです。

Bが建て替えるには、AかCが先にセットバックする必要があるのですが

セットバックしてまで建て替えるなら、住人が移住して空き家のままになっている事も多々あります。

AもCも狙い目ではありますが、Bはほぼ何もできない状態にあり

固定資産税だけ無駄にかかる物置状態になっている可能性が多いと思います。

軽自動車ですら入っていけない前面道路幅なら

買い手も借りても、非常に付きにくい状態で

オーナーとしても、どうにかしたいと思っているに違いありません。

そんなB的な立地は、借りやすい状況にあるのだと推測できますが

ゲストハウスとして運営するにあたっても、なかなかリスキーな状況ではあります。

軽度の建物の老朽化で修復が必要な時、小規模の修理ですむなら良いですが

大きめの機材が必要な場合は大変ですしね。

以上、借りやすい古民家は

建て替えの際に、セットバックを必要とする立地条件が狙い目というお話でした。

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